2016/04/17

夕陽映え満開桜 浅野川

 穏やかな夕暮れを迎えつつある浅野川、ほぼ満開、枝の間の空間を埋め尽くさんばかりにびっしりと咲く花々の中ほどに淡い夕陽の紅が真っ直ぐに差し込んでこの時だけの不思議な立体感。桜色といえばピンクっぽい色を思い浮かべる人も多いだろうけど実際はだいぶ白に近い淡い桃色。春の光の変化を反映して様々な表情を魅せる。幾重にも折り重なって光を透過させながら段々と闇に沈んでいく・・その手前、満開の桜がみせる今日この時だけの(この時にたまたま梅ノ橋から桜を眺めていた人だけが観られた)美しさ。2016/04/05 18:02:01撮影
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夜桜影絵 金沢城二の丸広場

 毎年もっとも桜が美しい期間に(大体一週間強)兼六園が夜まで無料開放になるのに合わせ金沢城公園も夜間まで延長開園になる(こちらは通年無料)。ライトアップされる内堀沿いの桜並木が特に人気で(お堀を埋め尽くす花びらも見事)毎年多くの観光客、金沢人で賑わう。
 そんな雑踏から少し離れて仄暗い二の丸の芝生広場からこうやって桜に興じているシルエットを静かにに眺めるのもまた花見の一つ。
 めいめいが思い思いの感想を口にする中、あちこちでカメラのフラッシュが光る中「お祭り気分」で桜を楽しむのもいいけど、こうやって影絵の様になった‘人々(の楽しむ様子)と桜’もまた、とても美しい。2016/04/06 20:06:42撮影


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桜覗きの小路 主計町茶屋街

 金沢の桜の味わいは多種多様。犀川右岸桜橋から大橋までズラッと並ぶ桜並木、石川橋から眺める兼六園側と金沢城側、上に下に遠く近く・・ダイナミックに展開する桜絵図、藩政期の頃から桜霞を楽しむために整えられてきた卯辰山、寺町台地斜面の桜、小立野慶恩寺のひっそりと咲く一本の大きな枝垂れ桜、そして主計町茶屋街の細い細い小路を曲がった途端「不意に眼に飛び込んでくる枝」の妖艶さに思わず足を止めてしまう、のも金沢らしい桜の味わい。
 薄暗がりでふと眼に留まる美しさ。桜の精がいたずらっぽく誘っている様な気も。2015/04/10 20:41:22撮影
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