2015/11/17

主計町茶屋街 旧暦9月14日

中秋の名月の次の十三夜(旧暦9月13日に昇る月、2015年は10月25日)を「後(のち)の月」と称して(栗などを添えるコトから「栗名月」ともいうらしい)お月見をする習慣があるんだそう(十三夜を愛でるのは日本特有らしい)空模様の変化に富む金澤では「月の膨らみ具合」と同じくらい「どんな雲が出ているか」もお月見を左右する重要な要素。この日は翌十四夜。「後の月」も見事だったけどこの夜は朧月画が空全体に広がる素晴らしいコンディション。気温も湿度も透明度も香りも、全てが絶妙な中での魔法の様な月の光景。2015年10月26日18時27分撮影
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金澤逆さ望遠鏡 嫁坂上 晩秋

 旧市街の真ん中を貫く小立野台地の両側に広がる、2つの川がそれぞれ削り出した複雑な地形が最も金澤らしい地域。嫁阪上から犀川方面に広がる街並み、さらにその向こう寺町台地、前田家代々が眠る野田山方面を臨む。
 遥か彼方まで見渡している様で、この地点から画面の一番奥に青く霞む山並みの1つ手前(「加賀藩主前田家墓所」とすると)までは実は4キロ弱しか離れていない(直線距離にしたら3キロちょっとくらいか)高低差がみせるマジック。近くを遠くにみせるので逆さ望遠鏡、とでも言おうか。旧市街ではほんの数分歩くだけで風景が空気がガラッと変わるコトがよくあるけど、それを一括りにしてみたカンジ。角度の低い晩秋の午後の光に柔らかく満たされた穏やかな眺め。2014年11月22日 15時20分撮影
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