金澤でも指折りの「美味しいお店」が密集する木倉町のお仕舞を勢いよく流れる大野庄用水。右、明治7年(1874年)開業の老舗の八百屋さんと、左は創業半世紀ちょっと和菓子屋さん(金沢では‘まだまだ新しい’お店の部類に入る)の間を流れる天正年間(1571年〜1591年の間)に完成したと伝えらる用水上の「見上げ月」。2015年06月04日 02時15分撮影
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金澤がなぜ独自の文化を持った街なのか。そしてそれを更に発展させ続けているのか 私は 起伏が多く複雑に入り組んだ街の構造、と変化に富んだ気候が見せる多彩でダイナミックな風景、 意識するしないに関わらずそれらに毎日接しているコトに根本の原因があると思う。 旧市街の日常の細部、一瞬に宿る美、趣きに接し続けるコトで育まれていくこの街ならではの美意識。 いわば「金澤美意識原器」。 金澤らしさとは何か・・と問わればそれは「そういう美の基準を元に世代を超えて育まれてきた、生活の全てに宿るこの街独特の趣き」 このBlogでは旧市街の日常に溢れるそれらを拾い集めて簡単な解説を付けたモノを延々アップしています。 金澤という街の底知れない魅力を皆さんにお届けしたいし、私もまだまだ発見していきたい。