2014/11/12

水鏡光庭

鈴木大拙館は21世紀美術館と並び「金澤」を見事に取り入れてその魅力をより一層増している「場」。
21世紀美術館が「金澤の光の変化を常に反映させて存在自体を作品に昇華させている」のに対し大拙館は何百年も入らずの森だった本多の原生林を借景にそれは見事な調和、美しさで年中楽しませてくれる。そして午後になれば「水鏡の庭」に差し込む光が乱舞して・・・ちょっぴり幻想的とも言える光景を見せてくれる。約3分毎に(微調整しているとのコト)生じる波紋が創る模様に心を静めるのもいいけど、刻一刻移り変わる光の舞いにウットリ浸るのもこの館の醍醐味だろう。晩秋の低く柔らかく透明な光がユラユラと舞うひととき。11月4日15時39分撮影
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2014/11/11

松月図(ミラクルムーン)

この夜はミラクルムーン(2014年は旧暦では9月が閏月として挿入され2回目の9月13夜を「後の13夜」という・・・171年ぶりというコトで「ミラクルムーン」呼ぶらしい)
春から晩秋までは東京よりも日照に恵まれる金澤(気象庁ここ30年の4月〜11月の日照平均、金澤1316時間、東京大手町1184時間)この日も透き通る秋の晴天。見事に紅葉したしいのき迎賓館脇のアメリカ楓並木越しにこの月を収めようとフラフラして、結局この松越しの月に見惚れてしまった。
兼六園をはじめ金澤には松が多い。桜並木の中に松、アメリカ楓の間にも松、21世紀美術館にも松がアチラコチラに・・みなよく手入れされ、この街ならではの風景を創り出している。2014年11月5日18時14分撮影
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