2013/12/03

金澤回り舞台 晩秋 宝泉寺五本松

 
 ここで何度も手を替え品を替えトピックにしている「金澤冬の回り舞台」。
晩秋からしばしば発生する「目まぐるしく移り変わる天候」はとても表情豊か。
その年その日その時、その場所だけのダイナミックで美しい光景が展開する。
確かに・・・雷が鳴りみぞれまじりの雨が降り低い雲が垂れ込めている時間も多い。
(何度か言ってるけどそれは冬限定の話。春〜晩秋までは金沢の方が東京よりも日照時間が長い)
だけどその天候にかなりの確率で混じってくる「つかの間の晴れ」が金澤の醍醐味。
この眺めは芥川龍之介やドナルド・キーンが絶賛した宝泉寺、五本松から。
こうやって広く空を見渡すと狭い旧市街の上にいろんな空が展開しているのが良く分かる。
金澤人には見慣れた、でも一般的には・・・おそらくちょっぴり不思議な風景。2013年11月18日 16時12分撮影
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瓢池水鏡 兼六園ライトアップ

 年に何度も開催されるライトアップ夜間無料開園。9月中秋の名月鑑賞無料開園の次は、11月後半週末2回連続開催の「秋の段」で年内はお仕舞。
 藩主が何代にも渡って創り上げアチコチに見所が存在するこのお庭。雪吊りの見事な唐崎松が反映する霞ヶ池も素晴らしいけど、ここ瓢池周りのライトアップも多くの人を楽しませる。(ちなみに五代藩主がこの付近に「蓮池御亭」と称する別荘を建てたのが兼六園の始まり)西側斜面を巧みに活かした作庭。畳み掛けるように配置された木々が照明によって一層鮮やかにダイナミックに。
 水面に張り出した三芳庵水亭で食事をする人たちも含め一枚の絵画の様な・・・秋の終わりの光景。
2013年11月24日 19時45分撮影
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