2012/09/07

四万六千日川柳行燈

 四万六千日は卯辰山の観音院を代表する年中行事。旧暦の7月10日(今年は8月26日)この日にお詣りすると4万6千日分お詣りするのと同じ功徳がある・・というコトで毎年多くの参拝者で賑わう。
暑い暑い夏の盛りにフウフウ言いながら観音坂を登ってお詣りをして、汗ダラダラで護摩焚きをされるお坊さん(お役目とはいえスゴイ・・)の脇を‘西国33ヶ所霊場御砂踏み’をしながら廻り・・開放された本堂の中を巡って玄関先に吊るす玉蜀黍(ひがし〜主計町周辺に観光で訪れた方はよく目にすると思います)を買って帰る。この日だけ焼きトウモロコシを売る屋台も出て・・・でもこちらも暑そう(^^ゞ

これは観音院へ続く長い参道沿いに灯る、四万六千日川柳行燈。(このタイプは「画のみ」バージョン。公募で選ばれた川柳短冊がレイアウトされているモノも沢山ある)
戦前からあって、しばらく途絶えていたものを平成になってまちづくり協議会の方々が復活させたモノ。四万六千日当日の二週間前くらいから観音町通り、約400メートルの参道のアチラコチラにポッポッ、と灯る。
この行燈は界隈を深く愛された版画家クリフトン・カーフさんの豪快で茶目っ気たっぷりな画がハマった一基。
2007年に80歳で他界されてしまっけど、妖しく楽しく仄かに灯る行燈を見ていると(見つめられると)彼の想いが直接語りかけて来る様。2012年08月16日23時00分撮影


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