2011/09/09

名月 雲の大海原 浅野川大橋 


四季折々時々刻々・・・浅野川大橋からの眺めは多彩な変化を見せる。
卯辰山の稜線から顔を出した月がちょっとだけ高度を増して雲の大海原に浮かんでいる秋の夜。
ライトアップに浮かぶ艶っぽい浅野川に加えてこんな日は、大きく広がった夜空も鑑賞対象。
黒い森を挟んで・・・淡く広がる銀色の空と川面の金色の配色が美しい。

金澤では東側に山々が連なっていて「太陽が地平線(低いところ)から昇ってくる」のを眺めるコトは出来ない。
(海にゆっくり沈んでいく太陽や月はあちらこちらから眺められる)
兼六園では昔から早朝に「日の出を見る」人達の集まりがあったけど、
実際は「日の出のしばらく後に、卯辰山方面の稜線から顔を出す瞬間を眺める」いわゆる
「夜明けのショー」が半ば終わった空に昇る太陽を眺めるコトには・・・なってしまう。
だけど太陽より遥かに弱い光の月なら、空の色までは変化を及ぼさないので「稜線から昇ってくる瞬間」も「月の出」として充分に堪能出来る。
そして一旦空に浮かんでしまった後は・・・様々な風景に嵌めこまれて多彩な美しい「月景色」が出現する。
2010年9月23日午後6時53分撮影

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