2010/08/19

黎明鏡 霞ヶ池 兼六園 夏の夜明け



兼六園は年中早朝無料開園を実施している。
特に4月のはじめから8月の終わりまでは午前四時から開園しているので
薄暗いうちから入園してゆったりと夜明けを眺めるコトが出来る。
私のオススメは、13代藩主が霞ヶ池を掘り広げた時にその土で作った栄螺山の上から、
そしてそのふもと、親不知から目の前にゆったりと広がる霞ヶ池越しに眺める夜明け。
ある映画のオープニングとして作った「波紋の情景のピアノ曲」にのせて1分半の映像小品にしてみました。

卯辰山方面の稜線がだんだん白んでくるにつれ、あちらこちらから日暮が鳴き出し
その合唱が本格的になる頃、アブラゼミ達も加わり・・・(秋が近づいてくるとコオロギ達も)
そんな音の中、日の出を挟んで前後1時間弱の、その日その日のショー
街の真ん中で毎日繰り広げられています。
思い切ってちょっとだけ早起きして、あるいは・・・
ちょっと酔狂だけど夜通しの旧市街散歩の締めくくりとしても。
金澤の夏の夜明けは素敵な夏の記憶を残してくれるでしょう。
(2010年8月5日午前4時半くらいから撮影)

※蓮池門口、随身坂口のみの開門です。あらかじめ地図でご確認下さい。

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