2010/02/27

金澤玉響 21世紀現在美術館


太陽が沈んでから残光が消えるまでの僅かな間(20~30分くらい)
世界が最も美しく見える時間のコトを映画用語で「マジックアワー」と言うんだけど
そんな時間帯の金澤はしばしば、まさに魔法がかかった様な美しさに包まれる。

何度か取り上げている21世紀美術館、
この日も黄昏の大きな手が、優しく降りてきて・・全てを美しく包み込んでいる。

館内では「様々な光の中に身を置き戯れ、鑑賞する人も含め作品となる」作家の作品展が開催中だったんだけど
この時は、空も美術館も人も含めた全てが「美しいモノ」として目の前に現れた様に思う。

この美術館は Contemporary Art(現代美術)を鑑賞するための施設だけど、
この日のこの時間は、
差し詰め「現代美術館」ならぬ「現在美術館」。

この美術館の魅力は建物のユニークさ、企画展の素晴らしさもさることながら
「刻々と移り変わる金澤の光」を見事に映し込むコトにもある。

(09年10月16日午後5時50分撮影)

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