2009/08/15

金澤玉響 柿木畠の広見から 夏の早朝


夏の夜明け、日の出を挟んで前後30分くらいの光の変化は楽しい。これは日の出2分前くらいの光、に照らされた柿木畠。
ここにはちょっとした「広見」(藩政期、主に火事の延焼を防ぐ目的で旧市街のあちらこちらに設けられた空間)があって、路地の中にぽっかり空いた空間は子供の頃から不思議に思っていた。
それぞれに、思い思いの趣向を凝らしたビルが、広見に沿って、路地に沿って、用水に沿って、複雑な高低差のある地形に沿って建ち、それでも全体的に纏まってみえるのは、金澤の風土がも及ぼす影響力、そして不思議なマジックアワーの力。

(投稿日時は撮影日時)

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