2008/11/28

金澤玉響 上菊橋から

十一月の終わりの晴天の圧倒的な光。
上菊橋の心地よいベンチから。
私は高校の三年間、通学途中朝に夕にここからの景色を眺めたけど、ホント四季折々・・・印象深い光景を見せてくれる。
画面、左方向の山々から登ってくる朝日、月の出を眺めるのもよし。翻って夕暮れを楽しむもよし。もちろん昼の眺めも素晴らしい。
(オリジナルは07年11月28日9時50分撮影)

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2008/11/25

金澤玉響 浅野川大橋 紅葉の盛り

浅野川大橋とその上流に展開する風景。中の橋からの眺め。
浅野川、特に常盤橋〜小橋の間は一年中、様々な美しく趣のある光景を見せてくれる。秋のここからの眺めも格別。

川の緩やかなカーブ、卯辰山のなだらかな稜線、その向こうに見える山並み。それらを巧みに生かして・・作られたからこその光景でもある。
紅葉する木を配置して、橋のカタチを決めて・・・ここにはちょうど写っていないけど梅の橋(大橋と向こうにチラッとみえる天神橋の間に架かる歩行者用の通い橋)はなんと四代目だ。

金澤人が何代にも渡って作り上げてきた風景。
(オリジナルは07年11月25日12時59分撮影)

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2008/10/25

金澤玉響 上菊橋上流緑地 秋の真昼

ちょっと前に雨が上がったこの日、
ただでさえ透明な10月の空は、
大気全体が薄く輝いている様にも見える。
雲も青空もまるでプラチナをちょっと混ぜたようにキラキラ。
不思議な優しい色合い。

雨が多い金澤だけど、それだけ雨上がりの澄み渡った空は美しい。

犀川上菊橋上流に展開する緑地は旧市街の中で多分一番空に開いている場所。
空がこんなふうに輝いている日はここに来て、
遥かな青空を眺めるのも金澤らしい過ごし方。
しばしの時間をここで過ごした後は、川岸をゆっくり下って行かれても。
橋をくぐる毎にどんどん変わっていく風景も金澤、犀川ならではの味わいです。

(オリジナルは06年10月25日12時39分撮影)

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2008/10/12

金澤玉響 秋の月下鼎談

金沢駅のシンボル鼓門と二つの航空会社系列ホテルが、月下鼎談中。
それにしてもオンリーワンの、見事なデザイン。
何にも似ていないのに、どこか馴染みがあり、
そして風格も兼ね備えている・・・・と思いません?
金澤は街全体の造りも含め「歴史的なモノ」が多く現存する街だけど、
未来に残る新しいモノを生み出す力も持った街。 

歴史を大事にする街はともすると保守的になりがちだろうけど、
金澤は古いモノ、伝統を守り学びながら
絶妙な案配で新しいモノを(時として抵抗に遭いながら)生み出してきた。
これには大いに敬意を表したい。
(投稿日時は撮影日時)

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2008/10/01

金澤玉響 大乗寺坂 秋の夕方

鬱蒼とした本多の杜から立ち上がり出羽町へ抜ける坂。
金澤にはよくあるけど、人と自転車だけが行き来する坂。
歴史あるこの坂の魅力をよく理解する市によって、
さらに味わい深い坂として整備され、現在も多くの人の通勤、通学路になっている。
春の真昼の優しい木漏れ日、夏の真夜中の狂ったような蝉時雨もいいけど
真っ赤な夕日が真っ直ぐに奥の方まで差し込む秋も美しい。
(投稿日時は撮影日時)

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700有余年の歴史をもち、今は長坂町にある大乗寺が
今から400年くらい前この坂の下にあったためこの名がついた。
(室町時代に焼失した寺を前田利家が此花町に復興させ、
その後本多家がここに移転させ、さらに長坂に移転)

この坂も明治時代に陸軍の出羽町練兵場に取り込まれ姿を消したモノを
戦後金沢市が復活させた。「大乗寺坂」が存在するのは・・言わば前田家と金沢市の時代を越えた連携プレー。

2008/09/23

金澤玉響 金澤神社 神輿を担ぎ終わった男達

秋の金沢は格別の味わい
間もなく十五夜を迎える月にも誘われ、心地良く薫る風にも誘われ、一晩中歩いていたい誘惑に駆られながらの旧市街散歩。
無料開放の兼六園を抜けて金澤神社に来てみたら
(兼六園は最もいい時期に必ず無料開放)神輿を担ぎ終わった男達が集まっていた。
「え〜、皆さんお疲れ様でした。二三、注意事項をお伝えします…」
「半纏は色が落ちるので他のモノと一緒に洗わないように」「さらしは回収しないので各自自由に…」などなど・・・そんな話を聞いている面々。

この日は御山まつり(金沢城築城の際、戸室山から切り出した石を石引を通って運んだ当時をしのび、現在の発展を感謝&振興を祈願するお祭り)

優しい月が昇っています。
(オリジナルは07年9月23日夜8時58分撮影)

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